サラリーマンFPがお金について思うこと

ごく普通の30代サラリーマン。 FP資格持ち。ひどいマネー関係の記事が多すぎるので思ったことを書いていく。

ファイナンシャルプランナーという職業

どうも。サラリーマンFPのひろのりです。

先日、今年1月に受験した2級FPの合格証書が届き、晴れて2級FPとなりました。
昨年4月に思いついたままに3級FPを受験し合格できたため、漠然と次は2級かと目指していましたが、無事合格できたました。うれしい。

しかしファイナンシャルプランナーという職業については、知名度の割には何をしているのかよくわからないというのが実際のところではないでしょうか?
というか、私も正直この資格でどんな仕事ができるのかよくわかっていませんし、FPを名乗っていても間違いだらけのマネー記事を書いている人も見かけますしね。

そこで、今回はファイナンシャルプランナーという職業について少し掘り下げてみたいと思います。

目次

ファイナンシャルプランナーとは

ファイナンシャルプランナーの正式名称は「ファイナンシャル・プランニング技能士」です。知っていましたか?
ちなみに、名刺などで資格を名乗る場合には級もつけて「〇級ファイナンシャル・プランニング技能士」としっかりと名乗らなくてはいけません。ファイナンシャルプランナーやFPなどはNGです。
私であれば「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」ということですね。

そして、試験を実施している団体が「日本FP協会」と「金融財政事情研究会」の2つありまして、どちらの団体で受験しても合格できれば晴れてFPとなります。

資格の活かし方

試験に合格しただけでは特に何もないので、金融業界や保険業界、税理士、社労士などでほかの人と差別化を図りたい人などが資格を活かせるのではないでしょうか。
私のような一般のサラリーマンが資格を取ったところで、富裕層とのつながりがあるわけでもないし、ネットで名乗ったところで有料相談に来てくれる人などいるわけないので、いきなり何か役に立つというわけではなさそうです。

私はそもそも人事とか福利厚生とかそのあたりの仕事をしていた関係で、税金の天引き、年金や雇用封建など社会保険の手続きなどを行っていましたし、投資については興味があってNISA口座で投資信託保有していたので、比較的取りやすい資格だったこと、ブログでマネー関係の記事を書くときに、FPを名乗れた方が説得力があるだろうと思い取得しました。
今のところはブログ以外で活用するあてがあるわけではないです。

FPだからといって信用してはいけない

FP資格だけで食べていける世界ではないので、多くの人は何らかの会社に所属しながら資格を活かしていくことになるでしょう。
すると、銀行のFPは自分の銀行に有利な説明しかしないでしょうし、それは証券会社でも保険会社でも同じことでしょう。

最近はFPの無料相談なんていうのも見かけますが、なぜ無料で相談できるかといえば、顧客の契約を取ってバックマージンをもらえるような仕組みになっているから無料相談ができるのです。
そういうFPが本当に親身になって相談に乗ってくれるわけはありません。
例えば保険屋さんのFPが保険は全部解約しろなんていいませんし、銀行のFPが自行に手数料の実入りが多い投資信託をすすめるのも仕方ないことでしょう。

私のようなある意味「フリーのFP」は何を言っても収入に直結しませんので思ったことを記事にできますが、そもそもFPに有料で家計相談しようと思う人がいるかと言われればかなり少数派でしょうし、そうなると、無料相談からのバックマージンがFPとして食べていくための仕組みになっても仕方ないのではないかと思われます。
その辺は意識してFPに相談をしたほうがいいかもしれませんね。

まとめ

とはいってもFPは国家資格ですから、ただのご近所さんに相談するよりはまともに相談できることも事実でしょう。

今のところ私は会社を辞めてFPとして活動する予定はありませんが、もしご相談があればコメントいただければ手に負える範囲のものはご相談に乗ってもいいとは思っています。
もちろん複雑な案件にはおそらく回答しきれませんし、ご相談いただいた内容はブログにて報告させていただくことについてご了承いただければ、ということにはなりますが。

とはいうのは冗談半分ですが、今回はFPという資格についての話でした。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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